2017年01月16日

仏具も、時代と共に変わって行くのでしょうか

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見台と書いてケンダイと読みます。書物を読むために用いる台のことを指すそうです。落語などの日本の伝統芸能にも前に置く台として使われていますが、仏具の場合には、お寺や家庭の仏壇における、過去帳を載せる台のことを言うそうです。過去帳とは、これも仏具のひとつで、故人の戒名、俗名、享年などを記しておく帳簿になります。宗派によって異なるそうです。浄土真宗では、過去帳は仏壇の引き出しの中に入れておくもののため、略式のものになるそうですが、命日を確認する時にとても便利であり、仏壇の中の下の段に置いて過去帳を収めておくことも容認されているとのことです。

2017年01月09日

良質な仏具、卓を取り揃えましょう

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仏具は良質なものを購入しましょう。家の一番目立つところに設置し、一日の始まりと終わりに心の浄化、ご先祖様などに対する供養の気持ちを持つためのものですから、仏具や専用の卓だけはよいものを選ぶべきです。購入できる場所、お店は日本中にありますし、昨今はインターネットの普及と発展により、インターネット上のみに店舗を展開している業者も増えてきました。各製造・販売会社がたくさんあるだけに、玉石混合で、どれを選んだら良いか迷われる方も多いのではないでしょうか。

2017年01月03日

本格的にお参りしたい時には必要な木魚

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昔、正確な時を知らせる時計がなかった時代には、お寺の鐘などが時間を教えてくれる重要なものとなっていました。お寺の修行においても、時間の区切りを知らせるものというのは非常に重要だったそうです。その時を告げる道具として、現在でも寺院などで用いられているのが魚鼓と書いてぎょくと呼ばれる仏具です。木の内部をくりぬいた魚の形をしたもので、様々な知らせの際に打ち鳴らされます。もともとは魚の形をした板でした。魚であるのは、魚は目を閉じないため、絶えず意識を目ざめさせておくという意味があると言われています。

2017年01月01日

仏具の打敷の事を知りたい方へお教えします

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仏具の打敷の事をお教えします。これは、仏壇を飾る布の事です。仏教の全ての宗派で使われますが、形や色、それから柄等が違います。三角のものや四角のものがあります。また、仏壇の大きさによっても違います。平常は、使う必要はありませんは、法要や彼岸等の際に飾ります。また、打敷には夏用と冬用があります。夏用は、6月頃から9月の彼岸頃まで使用します。また、布は、正絹紗でできていて、とても涼しく感じます。また、冬用は、9月の彼岸の入りから5月までの間、長く使用します。