2021年06月16日
葬儀には様々な種類があり特徴なポイントなども違いがありますが、その中の1つに1日葬があります。通夜を執り行う事はせずに、告別式と火葬を1日で済ませる式タイプとなります。時間がない時だけでなく参列者への配慮として、体力面なども負担を抑えるという意味で選ばれる事も多い式タイプの1つとなります。
また遺族側も体力面や費用面でも負担を抑える事ができ、1日で葬式を済ませる事ができるので時間面でもより抑える事が可能となります。ただし注意点として菩提寺がある場合は、理解してもらう事が重要となります。通夜と告別式を2日間に分けて行う事には故人の供養という意味合いが強いので、その点をしっかり理解したうえで1日葬を執り行うことへの許可をとる必要が出てきます。
また地域によっては風習やしきたりなどを重んじる場合もあり、1日葬自体に理解を得られないという可能性もあります。そのためその際は地域の方に理解し納得してもらうという点も必要となります。また1日葬ということで都合を付けるのが難しい場合があり、後日弔問客として訪れる人が増えるという点も出てきます。
そのため式の負担は抑えられますが、葬式後の弔問客の対応が必要という負担を理解しておく事が重要となります。