2017年01月01日

仏具の打敷の事を知りたい方へお教えします

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仏具の打敷の事をお教えします。これは、仏壇を飾る布の事です。仏教の全ての宗派で使われますが、形や色、それから柄等が違います。三角のものや四角のものがあります。また、仏壇の大きさによっても違います。平常は、使う必要はありませんは、法要や彼岸等の際に飾ります。また、打敷には夏用と冬用があります。夏用は、6月頃から9月の彼岸頃まで使用します。

また、布は、正絹紗でできていて、とても涼しく感じます。また、冬用は、9月の彼岸の入りから5月までの間、長く使用します。布は厚手で美しい刺繍がされています。色も金をメインにしたものや赤をメインにしたもの等数多くあります。金額は、1000円程度のものから数万円するものまで、幅広くあります。これを飾る場所ですが、具足をお供えする前にするのが一般的です。

仏壇の大きさによっては、前机に置く事もあります。それから、手入れですが、清潔に保っていれば大丈夫です。長い間使用していて、色あせ等になった場合には、仏具を取り扱っているお店で相談してみて下さい。新品と同様にきれいに洗濯をしてくれます。