2016年12月18日
仏壇の周りにある仏具、仏器の事を知りたい方へお教えします。まず、和讃卓(わさんじょく)があります。これは、仏壇の前に置く机の事です。教机と呼ばれる事もあり、おつとめの本を置くための机です。ろうそく立てや線香立て等は置かない様にします。次に和讃箱があります。これは、葬儀用の本が入っていて節目の法要の時等にも使います。
次に教机があります。これは、おつとめの本を置いたり、ろうそく立てや線香立て、それから数珠等を置きます。また、仏壇の中にある華瓶(けびょう・かびん)があります。これは、花を供える時に使います。しきびやこうしば、こうのき等を供えます。それから高坏があります。これは、仏壇にお菓子や果物等をあげるための器で、仏前の左右に置いて使います。
それから火立てがあります。これは、ろうそくをたてる仏具です。また、土香炉があります。これは、足が前にくる様にして置きます。宗派によっては、線香を重ねて焚きます。それから念珠があります。これは、数珠の事で、朱の数が108あるのが通常です。宗派によっては、54、27、36、18個のものがあります。