2019年02月18日

失礼なだけとは言えないメールでのお悔やみ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

人が亡くなるということはいつの場合にも突然のことです。まして亡くなった人が家族以外の友人などであったら、本当に予期しない出来事になっているかもしれません。そんな場合、葬儀に参列することも都合がつかないということもあるでしょう。

それならできるだけ早いうちにお悔みの挨拶をすることが望まれます。遺族の方に対して失礼な状況にならないためにも、お通夜や告別式に行かれない場合なら、それも早くに伝えることが必要です。最近はどんなことでもメールで知らせることができます。

後になって電話や実際に会うことができても、とりあえず要件を伝えておけるので大変便利です。しかも、時間がかからないのでいちばん早く伝わる連絡の手段だということもできます。しかし、人が亡くなったというお悔みの気持ちを伝えるときにその便利な手段をすぐに使うかといったらどうでしょうか。中には躊躇する人も出てくるかもしれません。一方同じようにすぐに連絡できるのが電話ですが、人が亡くなったことに関して言えば、遺族の心情を考慮したら、どちらかといえばメールのほうが良い場合もあるかもしれません。人の声は聞き方によっては気持ちを逆なでされたと受け取られかねないこともあり、悲しみの中にいる遺族の方にとってはそれも致し方ないかもしれません。そう考えれば、すぐに読みたければ読めて、読みたくなければ後にもできるメールは無難な方法とも言えるのではないでしょうか。