2019年03月05日

何の目的で読まれるのかを知って聞く

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自分の好きな曲などを聞いていると気分が良くなってどんどん目が冴えるかもしれません。でもゆったりとした曲などだと少しずつ眠気が強くなるときもあります。いろいろな人と話ができれば何とか眠気を抑えることもできるでしょうが、なかなか話などができないときもあります。

葬式においては私語は厳禁ですから座ったらじっとして終わるまで待つしかありません。この中で行われるのが僧侶における読経です。いくつかの宗派の式に参列するとわかりますが、それぞれで内容が少しずつ異なります。

宗派によって経典が異なるためで、一般の人にはなかなか内容はわかりませんが、中身もそれなりに異なっているようです。聞いていると眠気が出てくるときもありますがそもそも何の目的であげられるのかです。故人に対するメッセージとしてあげられていると考えている人もいます。実際は生きている人に対して読まれています。つまりは参列している人に対するメッセージとして読まれます。お経の内容はお釈迦様の教えが中心になっていて、生きるためのいろいろな内容が記されています。親族の死を通してこれから生きていく上で大切なことを知ってくださいとの意味合いがあるようです。内容はわからなくてもしっかり聞くようにしましょう。