2019年12月13日
曹洞宗は、お釈迦様をご本尊として、御仏の教えに従い、正しい信仰生活を送ることを目指している周波です。両祖として信仰されている「瑩山禅師」と「道元禅師」は、坐禅を中心とした修行生活の中で、その功徳あまねく人々に巡らせるように、道を示してくれています。
なにかと、たくさんのことを求めてしまう人間の欲望を見つめ直し、自己を慎むことや、思いやる気持ち、分かち合う気持ちなど豊かな心を持つ人々が生活する、心温まる社会の実現を望んでいる宗派です。最近は、残酷な事件や災害などがたくさん起きている社会ですが、そんな世の中の中で、お釈迦さまと両祖さまは、「いかにして心安らぐ生き方ができるか」を示している宗派でもあります。
この宗派にで、できる葬儀は幅広いです。そのスタイルは「家族葬」や「一般葬」などがあります。最近増えているのが「家族葬」で、これは、家族やして強い友人を中心として少人数で実施するタイプです。ちょっと前までは、あまり聞かないスタイルでしたが、最近メディアでも取り上げられるようになり有名になりました。
かつてより、一般的に実施されているスタイルが、「一般葬」です。このスタイルは、親族や故人など生前関係があった人に参列してもらい、宗教儀礼を中心に儀式を進行するお葬式のスタイルです。