2020年03月07日
仏式で通夜や告別式を行う場合に宗派によって違いがありますが、宗派の1つとして曹洞宗があります。曹洞宗の考え方として葬儀自体に役割があると考えられています。まず葬儀を行う理由として、死後にお釈迦様の弟子になる為の行うと考えられています。
また亡くなった時に貰う名前となる戒名を貰う為という理由などもあります。その他には仏の道を開く為の引導という考えなどもあります。また焼香なども他の宗派にも違いがあり、お焼香の回数に違いがあります。曹洞宗ではお焼香は2度とされていますが、作法などにも特徴があります。
2度の焼香の作法に違いがあり、まず1度目は焼香自体は右手でつまみ左手は添える形になります。次に右手でつまんだお香を額に押し当てるようにし、その後は念じて焼香する形になります。次に2度目の焼香ですが右手でお香を取りますが、そのまま1度目に焼香したそばに焼香を行います。
特徴としては2度目は額に押し立てないという点があります。その後は数珠を両手にかけてから合唱するという流れとなります。初めて宗派によって焼香自体の作法には違いがあるので、わからない時は最初に僧侶の方が行う作法を確認しておくようにすると良いです。